Concept
桐世界(きりせかい)について


桐世界(きりせかい)は、日本一の桐タンスの生産地として知られる新潟県加茂市に拠点を置く、ワンアジア株式会社が展開する桐製品の専門ブランドです。
かつて桐タンスは、親から子へと受け継がれる大切な嫁入り道具のひとつでした。ワンアジアは、その原材料となる桐を中国から輸入し、長年にわたって国内の桐タンス産業を支えてきました。しかし、時代の変化とともに、桐家具のある暮らしは少しずつ姿を消しつつあります。
私たちは、そんな桐の魅力をあらためて見つめ直し、「今の暮らし」に寄り添うかたちで伝え直したいと考えました。塗装を施さない桐のナチュラルな手触り、やわらかな色味、そして手に取ったときの軽やかさやぬくもり——。自然素材ならではの優しい存在感を、日々の暮らしの中で気軽に楽しんでいただきたい。そんな想いから「桐世界」は誕生しました。
現在では、無塗装の桐を使った家具や生活雑貨を中心に、国内外の多くのお客様にご愛用いただいています。大手ベッドメーカーや酒造メーカーへの納品実績、さらに楽天市場での桐まな板の売上5年連続トップという評価も、品質への信頼の証です。
桐のもつやさしさと、暮らしに寄り添うデザイン。桐世界は、現代のライフスタイルに自然に溶け込む上質な時間をお届けします。

桐世界は無塗装、木の材質そのままの商品を提供していますが、多くの木製の家具や日用品は塗装されているものがほとんどです。
その理由は簡単です。木は塗装しないと色が変わってしまったり、汚れを含む水分が染みやすい点とキズがつきにくくなるからです。
では、なぜ桐世界は販売者としてお客様からクレームになりやすい無塗装の商品を販売しているのか
それは桐のそのままの材質を実際にありのままとして触れてもらいたいからです。
キズや汚れがつきにくくするためにしっかりと塗装をすれば、当然ながらその塗装した層が表面にあり、木そのものに触れることはほぼなくなります。
私たちは知っているのです。桐のもつ温かく優しい肌触り、気づけば手を大きく拡げさすってしまっている「気持ち良さ」
その桐本来持っている上質な触り心地をぜひ感じてください。そして大切な方にも感じてもらってください。きっとその思い出は頭ではなく手のひら、脚の裏が覚えています。



桐の4つの特長

ずっと触っていたい
上品でなめらかな
肌ざわり

寒暖差の刺激を
与えない圧倒的な
断熱性

持ち運びしやすく
木材トップクラスの
軽さ

桐タンスの素材として
長年実証されている
抗菌性
古くから桐は加工したあとに寸法が狂いにくいため、高い気密性を作りやすいという点と抗菌性、軽さ、断熱性により桐タンスとして、大切な衣類を護るために使われてきました。
ただ、時代の変化とともにタンスを持つ必要が薄れ、そのため桐タンスを親から子へ渡すという慣習も忘れ去られ、その結果として桐製品は各家庭から姿を消しました。
私たちは長年愛され続けた桐という日本を代表する木材がこれからも家族の絆を繋ぐものとして、一生持っていたいと思える家具をお届けするためにチャレンジしていきます。
良質な商品をお手頃価格で提供したい

一生ものの価値ある家具でも、価格が高すぎれば、使っていただける方は限られてしまいます。
桐という素晴らしい素材の魅力を、より多くの方に届けるために、品質と価格のバランスに徹底的にこだわったものづくりに取り組んでいます。
ワンアジアの強みは、20年以上にわたって築いてきた日本と中国の物流ネットワークです。桐の原産国でもある中国には、今なお良質な桐材が豊富に存在しており、現地との信頼関係をもとに安定的な調達ルートを確保しています。輸送、通関、国内搬入までを自社で一貫して管理できる体制があるからこそ、スケールメリットを活かしたコスト効率の高い素材供給が可能となりました。
さらに、桐材の加工においては、現地の生産技術と職人たちの手によって、素材の持ち味を最大限に引き出す丁寧な工程を経ています。製品クオリティの監修は、日本の職人の視点で細部まで行い、高い基準を保った製品づくりを実現しています。
素材の選定から製造、輸送、そしてお客様のもとへ届けるまで。すべてのプロセスにおいて、桐という素材の価値を損なわず、最大限に活かすこと。それが私たちの使命であり、強みです。
多くの方に支えて頂き
